ハーレーのソフテイルモデルは汎用性の高さとパーツの豊富さが特徴

ハーレーボディ黒

ハーレーのソフテイルモデルの最大の特徴はそのフレーム形状にあります。 「ソフテイルフレーム」と呼ばれるこのフレームは、古き良き時代である「リジッドフレーム」のとてもシンプルでスタイリッシュな外観を模して造られたものです。このリジットフレームのシルエットを損なうことなく、外部から見えない位置にリアショックを2本備えたことで、現代に合わせた乗り心地の向上が図られています。 2018年にはリアショックの位置を車体の下からシート下に配置変更することで1本化され、車体の重心を集めることで走行時の操作性も向上しています。

ソフテイルモデルはそのベースがリジッドフレームにあることから、取り付け可能な純正パーツも多く、汎用性の高さがその魅力の一つになっています。ニュースクールカスタム、チョッパーカスタムや、ホバーカスタムなどを考えている方は、このソフテイルモデルを選ばれたほうが、カスタムの方向性やパーツの選定に迷う幅が広がるため、ハーレーのカスタムの面白さを感じられるはずです。ただし、ソフテイルモデルならではのカスタムを行う際に気を付けるべき点があります。

パーツが豊富

上に書いたとおり、ソフテイルモデルの魅力はシンプルゆえに美しいその外観にあります。パーツの配置一つ、配色を少し変化させるだけで、全く違った一台になります。従って、カスタムの方向性を定めないままに、むやみやたらとパーツを取り付けていくと、その味が損なわれてしまう可能性があります。そのような間違いを犯す前に、しっかりとカスタムの方向性を定めた上で、全体のバランスを見ながら少しずつカスタムを進めていくようにしましょう。そうすれば、自分にとって特別な一台に仕上がってくれるはずです。

ハーレーを愛用するならパーツの定期点検は欠かせない

エンジン周辺

ハーレーはバイクの中でも高価なものになります。長期間愛用し続ける方も多いでしょう。自分で新車を購入して使うだけではなく、中古で購入したり、人から譲ってもらったりしたという方もいるはずです。そうなると、使用期間が長くなることで様々な部分で不具合が出てくることがあります。特にパーツをカスタムして使うことが多いハーレーでは、パーツによって劣化度合いが異なっていることもあります。壊れるなどしてからでは対応しづらいので、事前に問題に気が付いて対応することが大切です。

まずは定期点検を行う事を意識しておきましょう。自分自身で点検できる部分はまめに点検をしておく必要があります。しかし、あまり内部の構造に詳しくない方は自分で点検することが難しくなるでしょう。ハーレーを使用する頻度や状況に応じて、定期的にプロの点検を受けるようにすることがおすすめです。特に電気関係のパーツは使用によって劣化や破損をしやすくなりますし、交換が必要になることも多いです。期間ごとに、また大切なツーリングの前になど、点検を受けるようにしましょう。

いつか点検を受けようと思っていてもうっかり忘れてそのままになってしまうということがありがちです。面倒なことですし、費用も掛かるのでなんとなく敬遠しがちなことでもあります。しかし、その状態では安全なツーリングが出来なくなることもあります。しばらく乗らない場合でもいつ乗るかわからないなら、常に安全に乗ることが出来るように前もって整備しておくべきです。定期点検を受けたら次の点検の予約を入れてしまうなど、忘れずに定期点検をできる仕組みづくりをしておくと、より安全に運転できるようになるでしょう。

ハーレーディーラー